2015年4月19日日曜日

「応用力」との向き合い方

指導の際、生徒の学力状況に応じて
「応用力」という言葉を使うことがあります。

「応用力」と聞いたら、何か「頭がよさそう」とか、
発想力や頭の柔軟さを想像する方が
多いかもしれませんが、少なくとも入試に限っては
そんなに奥が深い話ではありません。

そもそもですが、入試に出る問題は
そのほとんどが過去にどこかで出された問題や
見た目が違う似た問題です。

つまり、その程度の問題は
応用力があるかどうかを指すのではなく、
「覚えているかいないか」「事前の勉強が足りているか」
という話なのです。


ショウインでは、なぜ算数・数学で間違えた場合に
「まちがいノート」を作るのか。
子どもが自ら解説を読み解き、書きまとめ、
思考整理するだけの意味合いではありません。

弱点の記録を残すことに加え、
生徒自身が未来にノートを見直した時に
「記憶がもどりやすいように下準備をする」
ことも含まれています。


学習習慣と勉強姿勢の指導をベースに、
日々「応用力」がつくよう、しっかりと指導して
参りたいと存じます。

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