今年も新学期の授業が始まりますが、
学校の授業や教科書のもとになっているのが
国が定めた「学習指導要領」です。
指導要領は時代の変遷に合わせて
だいたい10年に一度、改訂が行われてきました。
現行の指導要領は
・小学校が2011(平成23)年度から
・中学校が2012(平成24)年度から
・高校が2013(平成25)年度入学生から
順次、全面実施に入っています。
そして、次の指導要領の改訂の話です。
すでに道徳や小学校英語の教科化などのニュースが
出てきており、次回も大きな改革が行われそうです。
文部科学省の有識者検討会が指導要領改訂に向けた
「論点整理」を行っていますが、教科縦割りになりがちな
指導要領の在り方を改める方向のようです。
「何かを知っていること」よりも
「何かをできるようになること」(資質・能力)を重視する
方向性を明確に打ち出していることが注目点です。
教科の内容重視から、
「教科を超えた力」重視への転換
状況によっては、教科をまたぐ単元カリキュラムも
必要になるかもしれません。
時代に合わせた指導が行えるよう、
しっかり対応して参りたいと存じます。
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